住宅展示場に行かれたり、スーモなどの工務店紹介サービスを利用されたりしてハウスメーカーや工務店と話をしていただいている最中でしょうか?
いろいろな話をしたり、引渡し前の見学会に行かれたりしているところでしょうか?
実は、ハウスメーカーや工務店と話をしていくうえで理解しておきたいポイントがあります!
それは、「標準仕様」
この「標準仕様」というものが理解できていないと、見積もりの内容を理解することも、他社と比較することもできません・・・(;゚Д゚)!
ということで、今回は、「標準仕様」について理解していきましょう!
標準仕様とは?
標準仕様とは各社が独自に決めた最低限の家づくりの仕方のことです
柱の材料一つから素人である私たちが選んでいくのは、かなりの手間で時間もかかり家づくりが苦痛になってしまします・・・
そんなことにならないように、各社があらかじめ、柱はこの材料、床はこれ、壁はこれといった感じで基本的なパッケージを準備してくれているんです
このパッケージのことが標準仕様とされています
見積もりを依頼すると、当然この標準仕様をもとに見積もりの作成がされます
ということは、同じ間取で見積もり依頼をしても標準仕様は各社違うわけですから、全然違う基準で見積もりが出てきてしまい、比較ができません・・・(;^_^A
だから、各社の標準仕様がどうなっているのか、しっかりと理解する必要があるんですね!
そして、標準仕様から追加してオプションと呼ばれる選択肢を選んでいくことで値段が上がっていくことになります
例えば、床材の標準仕様はタイルフロアだけど、オプションの無垢床のフローリングにすると●●●円の金額アップになりますといった感じです
便利な設備やオシャレに見えるものはだいたいオプションだったりします・・・( ;∀;)
あと、施工面積によって金額の設定をしていることも多くあります
これは、作り方が標準仕様によって一定にしてあるのでできる金額の算出方法ですね
材料の一つ一つの金額を足していくわけではないのですばやく見積もりの作成ができるし、こちら側としてもわかりやすいというメリットもあるのですが・・・
1坪いくらで建築費用の計算をするということで、
6畳の部屋を一つ追加するのと、6畳のベランダを追加するのと金額が変わらないということもあります(;゚Д゚)
材料費や建築費はかなり違うはずなのに・・・
こういったハウスメーカーや工務店は、ベランダやタイルデッキといった屋根のない設備が必要ないといった方にはお勧めできるかもしれません
地域の工務店は標準仕様がない・・・??
一方、地域の工務店では標準仕様というものがしっかりと決まっていないところも数多くあります
じゃあ、柱の材料から選ばないといけないかと言えば、さすがにその辺りは工務店のこだわりによって使用する材料は決められています
ただ、キッチンやお風呂といった水回りについては標準仕様というものは決められていなくて、ショールームへ行ってくださいと言われるといった感じですし、見積もりを依頼しても材料の一つ一つの金額を足して見積もりの作成をするので少し時間がかかります
このタイプの工務店は、オプションという概念がなく、作るものが実際いくらかかるかということで金額が変わってくることが多いですね
ベランダをつけたいといえば、ベランダを造るのに必要な材料と工賃分が高くなるといった感じです
こっちのタイプのハウスメーカーや工務店は、ベランダをつけたり防音室のような特殊な部屋を作りたいといった方にはお勧めです
ただし、地域の工務店は、耐震性については若干弱いイメージがありますので地震に強い家にしたい方には向かないかもしれません・・・
まとめ
このように、標準仕様がしっかりと決まっておりオプションで料金が上がっていくハウスメーカーや工務店と標準仕様はあまり決められていなくて自由度が高いハウスメーカーや工務店があります
今話をしているハウスメーカーや工務店がどういう「標準仕様」なのかしっかりと理解しておかないと、契約後に後悔の連続といったことになりかねないので注意が必要です!
どんな家づくりをしたいか、家族ともしっかりと話して後悔の少ない家づくりを楽しみましょう!
コメント